バドミントン初心者の子供のラケットにシャトルが当たりません。なにか良い練習方法はありますか?
最近、バドミントンを始めたばかりのお子さんの相談を受けることがございます。
初めてバドミントンを始めたお子さんがシャトルを当てるのに苦労している、そんな状況にお悩みの親御さんもいらっしゃることでしょう。
ノックでシャトルを同じ場所に投げているのに、何回振っても空振りしてしまうと。
お父さんお母さん、空振りしているのはあなたです😆
どのショットでもいいので、素振りを見ながら、「いち~に~・いち~に~」の掛け声で、「構え~振り~・構え~振り~」を見てあげてください。
その時に、お子さんの振っているラケットの軌道の線を見てください!その線にしっかり投げてあげればシャトルが勝手に当たって飛んでいきます。
注意点はスイング方向と面の向きが合っているかどうかを確認してあげて、振り方云々はその次でいいんです。
当たった時に「すごいじゃん!上手だね〜!」と言ってあげたら、また次回楽しみに練習に参加します!
これが最初の上達の一歩だと私は思います!!
ポジティブなフィードバックはお子さんのモチベーションを高め、次回の練習への意欲を引き出す一助となります。
コーチングをするうえで意識すること
目標の設定
小さな目標を設定して、達成感を味わえるようにしましょう。目標は具体的で実現可能なものが良いです。
ラケットにシャトルが当たるようになってきたら、連続で〇回当ててみよう!
などゲーム性を取り入れるとより楽しく練習に取り組むことができます。
人と比べず自分と比べる
子供の習得ペースは人によって違うことをちゃんと理解しておきましょう。
特に低学年のお子様の場合、同じ年齢でも、早生まれのお子様と4月生まれのお子様では最大で1年近く成長に差があります。
また、同じ月齢であっても、得手不得手は人によって異なりますから、人との比較ではなく、過去の自分と比較して、できなかったことができるようになった点に注目しましょう。
楽しさを最優先!
お子様の上達は、何よりも楽しむことが重要です。
やりたくない、やらされている、という感情を抱かせてしまうと、せっかくの楽しいバドミントンがつまらない時間になってしまいます。
もちろん、間違ったことや、悪いことをした場合はちゃんと叱る必要がありますが、「できない」ことに対して怒ったりするのはやめましょう。
できないから練習しているのに、できないことを怒られると、やることが嫌になっちゃいますよね。
バドミントンの技術向上は時間がかかりますが、最初は楽しさを大切にし、成功体験を通して子供たちがスポーツを楽しむことが最優先です。
挑戦的でなく、楽しい雰囲気を保ちながら、子供たちのバドミントンへの興味と愛着を育んでいきましょう。